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2007年 03月 04日
信楽焼き 藤本秀さんの穴窯見学 最終 甲賀市信楽町
これが穴窯(あながま)です。お銚子をねかせてケツに穴をあけたような形です。大きさ的にはキャンプ用大型テント2個分位かな。藤本さんの手作りらしいです、何度も改はされているようです。
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これが、内部です。壁の厚みがあるため想像以上に狭い、作品は大小あわせて300個しか入りません。重要なのは置く位置らしいのです、手前は温度も高く灰も多く積もる、奥はその逆となります。全ては過去の経験に基づいて完成のイメージを描きながら配置していくのである。
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藤本秀さんです。野焼きから始められ、独学で信楽焼きの伝統技法である穴窯の焼き締めにこだわり、追い求めておられます。

一度に使うマキは写真の束の200個分です。5日間燃やし続け、5日間冷ます、完成出来る作品も少量とくる、効率の悪さは天下一品である。
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炎の神にお祈りをする。最後の担い手は神の炎。
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作品のひとつ。
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このグリーン色のガラス質のものがビードロとよばれている。マキで焼付け、粘土内から溶け出したガラス質と降り積もった灰が反応して出来上がる。還元(酸欠)状態にすることにより、見事なエメラルドグリーンに変貌する。
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この作品は、奥の方でできあがったのではないかな、料理人の創作意欲を刺激するだろうな。
(あくまで、私の推測です)
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これは、入り口に近いところで大半を灰の下に埋まっていた、俗に言う「灰かぶり」とよびます。
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3月末には次の展示会用のために、窯に火が入る。そのための準備で今は忙しい状況です、それにもかかわらず見学させていただきありがとうございます。
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最後にマキの写真、やはりきれいだ!次は火が入っている窯を見てみたいな。
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by guwaguwa58 | 2007-03-04 21:56 | 職人 | Comments(0)
2007年 03月 03日
信楽焼き、藤本秀さんの穴窯見学その2 甲賀市信楽町
藤本さんの窯は信楽(雲井)の山中にあり行くまでが一苦労。

まず、こんな川が行く手を阻んでくれます、当然橋など存在しません、跳ぶしかないのです。私はいまだに靴をぬらさず渡れたためしがありません。
橋をかけてくれ~~~~

大雨の日は多分だれも渡れまい。

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濡れた靴で数分歩き、車などの機械音が消え、自然だけの音に切り替わったとき、このような門が出迎えてくれます。数奇屋造り?の味がある門である。ここまできたら一安心、道中クマとか出そうで怖いのだ。

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この建物は、展示室であり、作業場であり、生活空間でもある。

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中はこんな感じ。

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これがすごい、五右衛門風呂である。昔、おじいちゃんの家がこの手の風呂で、とにかく怖いのなんのって、それが原因で風呂嫌いになったのである。(それでも、一日一回は入っているからね!)

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ここが、工房兼窯である。自然林に囲まれて最高の環境です。
(軽自動車だけ実は入れるのです)

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工房の中はこんな感じです。もうすぐ鶯が渡って来るそうです、そして新緑と季節の移ろいを見ながら自然の音に囲まれて、焼物の原型が生み出されるのです。

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お手伝いいただいている方です(お弟子さんというのかな)。大学卒業後、一度は会社に就職されたのですが、焼物が好きで、退職してこの世界に入られました。

頑張れ将来の巨匠。

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先ほどの工房で作成されたものを乾燥させています。私には単なる粘土細工にしか見えませんが、粘土の配合など数え切れない失敗から学んだ、計算された技が仕込まれているのである。

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出来上がりがこれだ。釉薬を使わず、炎を操り粘土の中より景色(模様)を引き出す、本当にすばらしいの一言である。写真が下手で、伝えきれないのが悔し。

とにかく、だまされたと思って一度使ってほしい。その時、焼き締めのすごさが分かります。

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続きは明日にします、いよいよ穴釜と先生の登場ですよ!


(うんちくたれていますが、本当は私もよく理解していません、間違った表現などありましたらお許しください。)
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by guwaguwa58 | 2007-03-03 02:03 | 職人 | Comments(0)
2007年 03月 02日
信楽焼き、藤本秀さんの穴窯見学その1 甲賀市信楽町
どの家にも一番お気に入りの器がありますよね、頑張って作った料理をのせたくなる器。我が家ではこのお皿がそれである。8年前に藤本秀さんの工房(信楽の窯)で購入した焼締めの皿である。

その当時は、まだ信楽焼きの土っぽいところに魅力を感じなかった。たまたま、お向かいの藤本さんが信楽に窯をお持ちであると聞き、遊びに寄せていただいた時、購入したのがこのお皿である。失礼な話だが「信楽焼きも有ってもってもいいかな」てな感じででした。

それが、使い始めると不思議な輝きをはなつのです、しかも使い込むほどに。
私の写真では表現できないのですが、金のベールをまっとったように光り、色調、模様が自然そのものなのです。使い込み、時間の経過とともに良さを出してくる、本物の証である。

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お皿の裏側もなんとも言えない良さがあるのです。これを作るには、小さな窯(穴窯という)で赤松のマキを5日間、夜通したきつける必要があるのです。炎と時間がこの模様(景色というらしい)を作り出すのです、まったく釉薬なしで。

今日は、このお皿を8年前に世に生み出した藤井さんの窯に遊びに行きます。
続きは、また明日。(もう、眠いのである、無念!)


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工房の門横にあるつぼ、自然と同化している。

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次に焼かれるのを待っているマキ、全て赤松(間違っていたらゴメン)

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信楽は何故か自然に笹ばかり生えるのである、理由は分からない(誰か教えて)

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by guwaguwa58 | 2007-03-02 01:15 | 職人 | Comments(0)
2007年 02月 27日
「くのいち本舗」 黒いお餅の入ったぜんざいセット300えん 滋賀県甲賀市甲南町
古い空き家を借りてケーキを出しているお店があると、噂を聞いての参上である。
何度も前を通っているがまったく気がつかなかった、ごく普通の田舎の家である。
お店の名前が「くのいち本舗」そらわからんわな。

近くに甲賀流忍者屋敷があり、この名前(安直)、ちょっと、ちょっとちょっと!!

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何を食べようかとお品書きを見てびっくり、[ぜんざいのセットが300円]安すぎて怖い。こういった場合、嫁にぜんざいセットを押し付け、私は高い方のシフォンケーキセット600円にする。
つまり、大きい葛篭(つづら)を選ぶのである。
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え~~~~~~~~~~~~~これで300円。
しかも、黒影(古代米)100%のおこわが付いてるやん。うそ~(ちゃんと、お品書きに書いてるやん!)
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しかも、ぜんざいに入っているお餅も黒影(古代米)でんがな。(それも、書いてあるちゅうねん!)
お情けで一口だけもらったが、こしのあるお餅に仕上がっている(餅にはうるさいのである)。ぜんざいも田舎作り(上品でない)で好みの味である。
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お口直しも気に入った、日野菜漬け(滋賀名産のお漬物)のドライフルーツ?みたいなやつ。
正直説明しにくいが、食べたことの無い味、食感。
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私のシフォンケーキもまあまあだが、黒米を入れる必要があるのだろうか・・・・・・・・・

完敗である、ぜんざのセットの圧勝であった。そう、私は注文が分かれたとき、相手よりうまいかどうかに、ものすごくこだわる、ケツの穴の小さな男である。(私だけではないと思うが・・・・)

そして、欲の深い私は、大きな葛篭(つづら)を選んではいつも後悔している。

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友達の家に来ているような感覚である。

ここは地元の女性が数名で有限会社を設立し、運営されているようであう。
もうけることより、村おこし的な感覚をである。

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by guwaguwa58 | 2007-02-27 02:09 | その他 | Comments(2)
2007年 02月 25日
焼きたて90円パン (しまった、お店の名前が分からない) 滋賀県甲賀市甲賀町
滋賀ではパンの百円均一(なおきのパンというチェーン)が大流行。安くておいしく、品揃えもすごい、おまけにお店もきれい。あちこちに出店し、いつも行列ができている。確かにそんなお店も悪くはない、悪くはないが何かが違う。

へそ曲がりの私はこんなパン屋が好きだ。

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まさか、ここがパン屋とは誰にも分からない。知ってる人だけ、お昼に90円(全てではない)の焼き立てパンをもとめて集まってくる。完全に口コミだけのお店だ!

何度も行ってるが、まだお店の名前を知らないのである(自慢するな!)

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店主は元大手スーパーでパン職人をされておられた。誰が買っていかれるかも分からず、ただ機械のようにパンを焼き続けることがいやになって独立されたらしい。自宅のガレージに工房を作り、お客さんの顔を見ながら、喜んでもらえるパンをご夫婦で作っておられるのである。

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パンは工房の片隅に少しだけ並べられている、売れた分だけすぐ補給されるようだ。買うというより、分けてもらう感覚が私にはうれしく感じるのである。

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パンは実にオーソドックスで奇抜なものはない。それでいいのである、「安い、焼きたて、飽きのこないおいしさ」ちゃんと三拍子そろっているではないか。何より作っている人が誰なのかが分かり、直接「ありがとうございます」と言ってもらえる、そんなパン屋に、私は一票入れたくなる。

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by guwaguwa58 | 2007-02-25 02:15 | パン | Comments(4)
2007年 02月 22日
菓子工房 マンマミーヤ(なんてこった!)のガトーショコラ  滋賀県甲賀市
(この日はお客さんも無く、たまたまに撮影させていただきました。基本は撮影不可とのことです)

滋賀県(甲賀市) 自宅より10分のところにある「菓子工房 マンマミーア」
マンマミーヤは「なんてこった!」という意味、関西弁で「なんじゃそら!」

山里の小高い山にそれはある。ちょっとやそっとで場所は説明できない。

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昔の廃校をご夫婦でこつこつ改装して、2年ほど前にオープンされたらしい。外観は昔の校舎そのものだ!変なペイントや飾りなどないところにセンスが光る。

まるで、タイムスリップしたように感じる。

車から降りたら燻製の匂いがする、何だろう!なんとなくいい予感がする。

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どのケーキもうまいが、ガトーショコラ(320円、生クリーム付)が最高、ねっとり、そして濃厚。ほんのちょっと(5ミリ)ずつフォークで味わうのが私の流儀である。

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内装も手作り感がすばらしい。壁は漆喰?でコテの凹凸が生きている。ガラスも昔のままだ、向こうが微妙にゆがんで見える。建具も昔のままだ。時代を刻んだ木材(建材)の良さを知っている人の仕業である。それもそのはず、ここは「家具工房」でもある。面識は無いがご主人は家具職人らしい、玄関入ったところが、展示室でもある(他の作家作品も展示している)

そして、先ほどの燻製の匂いはこのマキストーブである。おそらく、家具作りで出た端材(なら、ケヤキなどの広葉樹)をもやしているから、あの独特の燻製の香りがするのであろう(ひょっとして間違ってたらゴメン!)。店の中は匂いがしないので安心を!

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本当に書きたいのは別にある。ここには、ご夫婦、そして仲間たちの夢を感じるのである、しかも現在進行形の。
資金に余裕があったわけでもないが、勇気を持って挑戦されたのだろか。もしくは、一生一度のチャンスを逃がさなかったのかも・・・・・。
とにかく、勇気を持って一歩踏み出されたのは間違いが無い(何度も言うが、店主と面識が無いのであくまで勝手な私の妄想です)。

夢があっても挑戦できない、チャンスが近くにあっても気がづかない、そして会社の愚痴を言って時間だけが過ぎていく。まあ、それが普通の人生だと思うし悪いとは思わないが・・・・・・・・・・。
どうせ、一度の人生、やりたいことをやりたいよね!

そんな、夢を感じるお店でした。

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マンマミーアのhp   http://www.geocities.jp/patimammamia/


マンマ・ミーア! (カフェ / 甲賀、油日、寺庄)
★★★★ 4.0


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by guwaguwa58 | 2007-02-22 23:44 | 洋菓子 | Comments(2)
2007年 02月 21日
初めてのブログ むかしなつかし菓子龍の「ロールかすてら」
滋賀(甲賀市)の田舎のお菓子屋さん  3代目「菓子龍」

一見さんは入るのに勇気がいるが、シルクの舌触りの「ロールかすてら」が手に入る(ロールケーキではない、何が違うかは分からない)

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運がわるいと、出会えない。うわさでは大安、友引の日に焼かはるらしい。
昔からの味を守り通している。純粋にうまいが売れてるのか心配である(余計なお世話やね!)。焼きたてがうまいと考えるのは、素人である。私の感覚では、焼いて3日目が一番しっとりしてうまいのである(パウンドケーキと同じ)。

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中には昔なつかしいバタークリームがたっぷり入っている。
40代以上の人はバタークリームを使ったまずいケーキのイメージがあると思うが「わしは、何食べっとったんや」となる。生地は3日目が最高においしくなる、だから生クリームでは相性が悪い。

お願いだから、若者受けしようとして変なものを混ぜないで、いつまでもこのままであってほしい。

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by guwaguwa58 | 2007-02-21 00:16 | 老舗 | Comments(7)