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2009年 03月 19日
信楽散策 かたぎ古香園の朝宮茶、なか工房窯 (滋賀県甲賀市)
今日は暖かかった~~暑いの一歩手前!
さあ、信楽散策の季節やね!(4月3日(金)~4月6日(月)は素晴らしいイベントあり!)
その、帰りには是非寄っていただきたい朝宮茶のお店「かたぎ古香園」さん。
滋賀は茶園が多いんですよ!その中でもここ信楽の朝宮は1200年の歴史を持つお茶の産地。
旨いお茶は収穫されるが、知名度が無いため京都の大手業者が大半を買い取って宇治茶として販売されているのが実情。
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ここは絲結(しゆう)さんに教えていただいて知ったお店。

この日、たまたまご主人がおられ「無農薬なんですよね~」とお聞きしたのが始まり。
ご主人の目がキラリ!と光った!(本当!!)
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主人が26才の時に朝宮茶として、栽培したお茶を直販し始めたそうだ。「美味しかった~~」というお客さんからの直接の声が聞けることは素晴らしく、励みになったらしい。でも、逆にこれでいいのかと大きな不安、いや罪悪感が頭をよぎったそうな。それは、その時で15回~20回/年も農薬をかけ、しかも、お茶の製造工程の関係で洗浄することも出来ない・・・・・・・・・・それで本当によいのだろうかと自問。

よし、無農薬でお茶を作ろう!と決意したのが今から30年前の話。しかし甘くなかった、初年度なんか悲惨で新芽が次々に虫に喰われ、病気で枯れる木を泣きながら切ったという。先代の父親、家族からも「もうやめて!」と言われて辛かったわぁ~~~~~(ご主人さん、遠い目で・・・・・)
害虫にとっては無農薬のこの茶園は過酷な砂漠の中のオアシス、パラダイスに見え、他の茶畑からこちらに大集結してくる構図となる。他の業者さんも「成功するはず無いわ~~」「こちらにも発生した虫が来る!」と完全な四面楚歌状態に陥っていく。
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「茶園で作業しながら、何度も無農薬なんてやめてしまおう!と思った、辛かった」言われてた。でも、周りの山の木々は農薬もなく元気に育っているのを見て「お茶の木も同じ、農薬が無くても元気でいられる筈だ!」と自分に言い聞かせて、全く収入の無い中、孤軍奮闘頑張ったとのこと!(別で聞いた話では、土方のバイトに行っていたとか・・・・・・・・)

3年目、やっと少しの収穫があったという。
茶園では鳥、カマキリ、蜘蛛などの捕食動物が元気に働き、自然循環がやっと成立したとのことでした。

今でこそ、無農薬のお茶が出回っているが、それは古香園さんのある意味無謀といえる挑戦があったからこそだと言えるかもしれない。3年先に成功する保障や技術的裏づけは何も無かったのに良くぞ頑張られたものだ。
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力のこもった熱いご主人のお話を聞きき、完全に古香園さんの、にわか熱烈ファン(夫婦とも)!

最近のお茶、不自然な色、そして味の素(実際、味の素ではないが・・・・)の味がしたりとがっかりすることも多い。
「アミノ酸、発色剤配合のお茶になれてはる人には、薄いお茶と言われたりです、笑」とご主人。
大丈夫、それを不自然と思っておられる方は少なくないと思いますよ~

ちょと奥まった場所にあるが、是非足を運んで30年前の苦労話を聞いてください(運がよければね!)。
それと、お茶って普通、年に4~5回は刈り込んで出荷できるそうだが、無農薬だと木を健康に維持する必要があり年に2回しか刈り込み出来ないのです。「葉っぱ、生えるたびに切ってたら、普通の木なら元気なくなるわな~~~」最もな話だ。だから、少しは高め(ほんの少しだよ!)は納得。
そうそう、「良い食品づくりの会」にも入っておられる。

最後に、本当に旨い本物のお茶だ!多分・・・・・・・・・・(言い切ってしまうほど、お茶のこと分かっていないので・・・・・)
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信楽の陶器市はもう飽きた!

そう思っているあなた、いやいや信楽はまだまだ奥深いよ~~~
町から離れた道をあてもなくブラブラ~~と車で走って下さいな!
地元民も知らない、新しくいいギャラリーに、出合ったりします。
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殆どが、作家さん直営なので器の誕生密話なんかが聞けます。

ギャラリーBunsei
信楽町長野1368
phone. 0748-82-1424
10:00~19:00 期間中無休
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by guwaguwa58 | 2009-03-19 22:19 | こだわり


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